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2015年3月22日日曜日

偽りの宗教を見分ける6つの要素

昨今,「ハルマゲドン」や「終末思想」で一般社会に破壊的な影響をあたえた宗教のその後についての報道が多い。それらの報道の中では,偽りの宗教を見分けるためのいくつかの要素に言及されている。まとめると次のようになる。

偽りの宗教を見分ける方法
◆【1】信者を休ませない
信者に休日をとらせないばかりか,昼夜を問わず宗教活動に没頭させる。これにより,信者の脳を徹底的に疲労させ,正常な判断能力を発揮できないようにし,マインドコントロールする。

◆【2】信者の経済力を奪う
信者から経済力を奪うことができれば,奪われた信者がまず節約するのは食費である。切り詰めた生活では往々にして,果物や肉などを口にできなくなり,ビタミンや鉄分などが欠乏する。栄養不足に至った脳は前述【1】と同じように正常な判断能力を発揮できなくなる。

◆【3】信者に教育を受けさせない
生活に必要な情報は教団から得られると主張し,一般教育を推奨しない。特に大学教育では,人の持つ数々の権利や自由について学んだり,それを実現するための法学,経済学を学ぶため,教団側から見ればリスクとなる。

◆【4】信者を家族から隔離する
物理的な隔離だけでなく,精神的にも家族から隔離させ,家族を敵か無知で可哀想な存在に陥れる。気づかぬうちに信者に孤独を強いることとなり,いっそう教団への帰依を強める結果となる。

◆【5】信者自身の感情・意思は無価値とされる
信者自身が持つ感覚や感情は稚拙なものとされ,教団の意思こそが意思とされる。これにより,非信者の家族がいくら情感や愛情をこめて引き戻そうとしても,信者はそうした“感情”には影響されなくなる。

◆【6】信者に緊急感・使命感をあおる
前述【1】から【5】を信者に肯定させるために,今やっていることが間違っていないことを確信させる要素が緊急感や使命感だ。今こそ活動すべき時であり,その先には安らぎが待っている,だからもう少し頑張ろう,そう言い聞かせて,最終的に一生を終えるのみなのである。

頭脳が正常なうちに,正常な判断能力を示したいものだ。


以下<宣伝>....記事とは無関係です。

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